にょにょにょ

コーヒーが趣味の学生の雑記ブログ

【クラウドAI開発講座 #8】オンライン授業に便利なBotができました!

Microsoft × 高専キャリア

現在、高専キャリアさんと大企業のマイクロソフトさんとコラボ企画に参加しています。

クラウドAI講座」というものは、Azureというものを使い倒して、MicrosoftのTeams向けのAI botを開発しようというものです。

このブログでは、その開発の進捗状況などを載せていきますので、興味がある方はぜひ読んでいいただけたら幸いです。

前回の記事↓↓

lucky-one.hatenablog.com

 

今週(8週目)の進捗

出席確認botが完成!!

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出席確認bot

 まず、このbotをつくろうと思ったきっかけについてお話します。

 私の学校では、オンライン授業がteamsの会議で行われています。その中で、先生方が「出席の確認が面倒くさい」と口をそろえて言っていました。

なぜ、teamsでの出席確認が面倒くさいかというと、、

  • 会議参加のログが残らない
  • そのため、学生にチャットを残させるが、その後まとめるのも大変

なかには、学生に「出席番号」と「名前」を入力させる先生もいましたが、それでは学生の方も割と面倒です。

これをもっと簡単にできないかと考え、このbotをつくろうと考えました。

 

このbotを使うことで、学生は「@出席」というだけで済み、botが「〇番の〇〇さんが出席しました」と返してくれるので、先生の方も出席者の管理を簡単に行えるようになります。

 

 どうやって作ったか

 以前の出席確認botは出席番号を入力してもらい、その番号に対応してbotが返してくれました。しかし、それだとほかの人が入力しても出席になってしまうし、出席番号を入力するという手間は残ってしまいます。

 なので、入力したユーザを認識する必要があると思いました。

 ほかの参加者の方とメンターさんに便利な方法を教えてもらったので、紹介します。

 まず、ユーザの名前をとってくるには、

var userName =turnContext.Activity.From.Name;

とすると、「userName」という変数に入力した人の名前が格納されます。

また、ユーザの名前が重複している場合でも判別できるように、ユーザ固有のIDをとってくる方法もあります。

var userID = turnContext.Activity.From.Id;

そして、これらを使って、配列定義したユーザ情報と比較し、一致した場合にbotが返すという仕組みになっています。

 

また、出席確認がもっと便利になる機能も実装中なのですが、それは来週の最終プレゼンのお楽しみということで!!!

 

これからの予定

次にやること!

  • 出席確認botにある機能を追加する
  • 数当てゲームbotにも更なる機能を!
  • まだ見つけていないエラーがないか調べる

全体スケジュール

  • 7/4 20:00~21:00 キックオフセクション
  • 7/25 15:00~18:00 中間プレゼン
  • 8/29 15:00~18:00 最終プレゼン ←next !!

最終プレゼンまでにメンターさんに助けてもらいながら、自分で勉強してAI botを完成させます!