【例文あり】トビタテ!留学JAPAN「留学計画書」全設問の回答テンプレート&徹底攻略法
トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムに高校コース(5期)・大学コース(16期)の計2回採択された経験を持つ。自身の留学経験とノウハウを活かし、現在は留学計画書作成をサポートしており、これまで5名の後輩を合格に導いてきた。
「トビタテに応募したいけど、計画書の書き方がわからない…」
「どんなことを書けば審査員に響くの?」
そんな悩みを持つあなたへ。今回は、トビタテ合格の鍵を握る「留学計画書」の全設問(タイトルから自由記述まで)について、具体的な「OK例文」と「NG例文」を交えて徹底解説します。
トビタテは偏差値や語学力よりも、「情熱(Passion)」と「独自性(Originality)」が評価される奨学金です。この記事を参考に、あなただけの熱い計画書を作り上げてください!
1. 留学計画のタイトル
審査員が一番最初に見る、超重要な項目です。「ただの留学」ではないことを50文字以内で表現しなければなりません。
(ありきたりすぎて記憶に残らない。誰でも書ける)
(「侍魂」というフックと、「売り込む」という能動的な姿勢が見える)
2. 留学の目的・動機
なぜ留学するのか?なぜ今なのか?なぜその国なのか?を深掘りします。トビタテでは「原体験(過去のエピソード)」との一貫性が重視されます。
(抽象的。「グローバルに活躍」とは具体的に何?)
3. 留学の目標(成果指標)
目的を達成するための具体的な到達点です。可能な限り「数値化」してください。
・現地の友達をたくさん作る
・インターンシップで成果を出す
(「頑張る」は目標ではない。結果が測れない)
・自作のポートフォリオを持って現地のデザイン事務所を20社訪問する
・TOEIC 900点相当の語学力を習得する
4. 実践活動(活動内容)
トビタテ最大の特徴。学校の授業(座学)以外の「実践活動(インターン、ボランティア、フィールドワーク)」が必須です。
(受動的すぎる。それはただの観光旅行)
5. アンバサダー活動・エヴァンジェリスト活動
1. 海外で日本をどうアピールするか
2. 帰国後、日本の若者にどう留学を広めるか
の2点が問われます。
(寿司・折り紙・SNSはみんな書くので差別化できない)
書道8段の特技を活かし、現地のストリートで「あなたの名前を漢字で書きます」パフォーマンスを行い、100人と交流します。
【帰国後】
所属する理系ゼミの後輩に向け、「理系こそ留学が必要な理由」というテーマで研究会主催の報告会を実施します。また、留学中に撮影した実験施設の映像を編集し、YouTubeで公開します。
6. 自由記述(A4 2枚程度のPDFなど)
フォームに入力しきれない熱意をぶつける場所です。文章だけでなく、写真、図解、イラストを駆使してください。
・現地での1日のスケジュール円グラフ
・将来のビジョンを描いたロードマップ
・手書きのメッセージやイラストで熱量を表現
※文字だけで埋め尽くすのはNG。審査員は大量の書類を見るので、パッと見て内容が入ってくる工夫が必要です。
まとめ:綺麗な文章よりも「泥臭い熱意」を
トビタテの審査員が見ているのは、英語の成績でも偏差値でもありません。
「コイツにお金を渡したら、何か面白いことをやってくれそうだ」
と思わせられるかどうかです。
NG例を避けつつ、あなたの原体験に基づいた「あなたにしか書けない計画書」を作成してください。応援しています!