【高専生こそトビタテ】高専&大学で2度合格した先輩が教える「高専生のための留学戦略」
「留学なんて英語ペラペラな人のものでしょ?」と思っていませんか?
断言します。トビタテにおいて、高専生(Kosen)は「最強の優良物件」です。
なぜなら、トビタテが求めている「専門性」「独自性(変態性)」「実装力」を、高専生はデフォルトで持っているからです。
この記事では、英語力で勝負せず、「技術とマニアックさ」で合格を勝ち取るための高専生専用戦略を解説します。
1. なぜ「高専生」がトビタテに強いのか?
審査員は「英語ができる優等生」には飽きています。彼らが探しているのは「面白い変人」です。
2. 学年別!高専生が選ぶべき「勝ち筋コース」
私は「高校生コース」と「大学生コース」の両方を経験しました。その視点から、学年ごとの最適なコース選びを伝授します。
| 学年 | 応募区分 | おすすめコースと戦略 |
|---|---|---|
| 本科 1〜3年生 |
高校生 コース |
① STEAM探究 普通高校生がライバル。「プログラミングができる」「回路が読める」だけで無双できます。 ② マイ好奇心探究 「ダムの構造が好き」「海外の電子部品街を見たい」など、オタク気質を爆発させるならここ。 |
| 本科 4〜5年生 専攻科 |
大学生 コース |
① STEAMコース 卒業研究を海外で発展させるならここ。アカデミックな成果を目指す場合に有利。 ② イノベーターコース もし「自分で作った作品(アプリ・ロボット等)」があるなら、実績資料を出せるこのコースが最強。 |
トビタテは「高校生枠」と「大学生枠」でそれぞれ1回ずつ採用されることが可能です。
つまり、高専生は在学中に2回行けるチャンスがあります。
- 1回目(1〜3年生): 英語力不問。まずは2週間〜1ヶ月の短期で、海外の空気を吸いに行く。
- 2回目(4年生以上): 専門性を深めるため、半年〜1年の長期研究留学へ。
「まだ早いかな…」と迷っている1〜3年生へ。
迷わず応募してください。今回もし短期で行っておけば、それが実績となり、高学年になった時の「長期・専門留学」の合格率が飛躍的に上がります。
3. 合格する計画書の書き方:3つのテクニック
「英語を学びに行く」のはやめましょう。高専生は「技術を見に行く」「作りに行く」計画を立ててください。
① STEAM・イノベーターで「専門性」をぶつける
語学力に自信がなくても、「作品」や「技術」があればコミュニケーションは成立します。
- NG例: 「アメリカで語学学校に通いながら、現地のIT企業を見学する。」(ただの観光)
- OK例: 「高専で学んだIoT技術を活かし、シリコンバレーのMaker Faireに自作ロボットを出展して、現地のエンジニアからフィードバックをもらう。」
② 先生の「研究者コネクション」をフル活用する
これが高専生の特権です。高専の先生は、学会などを通じて海外の研究者と繋がりを持っていることが多いです。
「先生の知り合いで、海外の研究室はいませんか?」と積極的に相談しましょう。「海外の研究室でインターン(Visiting Student)」という形が取れれば、他の学生には真似できない強力な「受入許可」となります。
③ 自由記述書は「図面」や「作品」で埋める
文章を書くのが苦手なら、A4 2枚の自由記述書には、自分が作った作品の写真、設計図の一部などを貼り付けましょう。
「私はこれを作れます」というビジュアルは、何千文字の説明よりも説得力があります。
4. 英語が苦手でも大丈夫?
多くの高専生がここで躊躇しますが、結論から言うと「技術用語さえわかればなんとかなる」と割り切りましょう。
トビタテは「今の英語力」よりも「情熱」を重視します。
面接で「英語はまだ勉強中ですが、C言語とPythonならネイティブレベルで書けます!」と説明してもよいかもしれません(笑)
まとめ
「高専生だから留学は関係ない」と思うのは大きな間違いです。
むしろ、日本の技術力を背負って立つ高専生こそ、世界を見て、その技術をどう使うかを学ぶべきです。
- 1〜3年生: まずは短期でもOK!迷わず応募して「1回目の実績」を作ろう。
- 4年生以上・編入後: 研究室のコネや実装力を武器に、長期の専門留学へ。
英語は現地でどうにかなりますが、技術は一朝一夕には身につきません。すでに『技術』という武器を持っている高専生は、スタートラインの時点で有利です。
自信を持って、その専門性を計画書にぶつけてきてください。