【2026年版】デザイン・感性工学・認知科学
主要学会スケジュール
モノのデザインからコト(体験)のデザインへ。
「人」と「技術」をつなぐ文理融合領域のカレンダー。
🎨 デザイン学・感性工学(Design & Kansei)
美大生、メーカーのデザイナー、エンジニアが混ざり合う分野です。「心地よさ」や「使いやすさ」を科学的に議論します。
| 時期 | 学会名 / 分野 | 開催の特徴・参加のメリット |
|---|---|---|
| 6月下旬 | 日本デザイン学会 (JSSD) 第73回 春季研究発表大会 デザイン全般サービス |
主な会場:芸術系・工学系大学
プロダクト、グラフィック、環境デザインから、近年は「サービスデザイン」や「ソーシャルイノベーション」が主要テーマです。
雰囲気 ポスターセッションでは「作品発表(実物展示)」が行われるのが特徴。企業のデザイン部門からの参加も多く、産学交流が盛んです。
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| 9月中旬 | 日本感性工学会 (JSKE) 第28回大会 感性UX/HCI |
会場:各大学キャンパス
「かわいい」「心地よい」といった人の感情を、脳波や視線計測などで定量化し、モノづくりに応用する学問です。
注目 自動車メーカーの内装質感、化粧品の触り心地、WebサイトのUX評価など、産業直結の研究発表が目白押しです。
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🧠 認知科学・知能(Cognitive Science & AI)
「人はどう考えるか」を知ることで、より良いAIやインターフェースを作る。心理学と情報科学の交差点です。
| 時期 | 学会名 / 分野 | 開催の特徴・参加のメリット |
|---|---|---|
| 9月頃 | 日本認知科学会 (JCSS) 第43回大会 認知AI×人間 |
主な会場:各大学キャンパス
心理学者、AI研究者、言語学者が集まり、「知能のメカニズム」を議論します。文理の壁が全くない学会です。
特徴 「オーガナイズドセッション」の企画が尖っています。生成AIが人の創造性にどう影響するかなど、哲学的かつ技術的な議論が楽しめます。
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| 9月頃 | 日本神経回路学会 (JNNS) 第36回 全国大会 脳モデルディープラーニング |
会場:各大学・研究所
今のAIブームの基礎となる「ニューラルネットワーク」の国内本山。工学的な応用だけでなく、脳の数理モデルも扱います。
Point 最先端のAIアルゴリズムを研究する学生や、脳型コンピュータ開発を目指す企業研究者が集まります。
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🎨 デザイン・感性のトレンド
「Well-beingなデザイン」と「触覚(Haptics)」
単なる利便性だけでなく、使う人の「精神的な豊かさ(Well-being)」をどうデザインするかという発表が増えています。また、VR/メタバース空間におけるリアリティ向上のため、「触り心地」を再現するハプティクス技術の研究が感性工学で熱いです。
🧠 認知科学のトレンド
「人間 vs 生成AI」の認知比較
「AIは人間と同じように推論しているのか?」を検証する研究がトレンドです。人間の錯覚や学習プロセスとLLM(大規模言語モデル)の挙動を比較し、人間の知性の本質を逆説的に解明しようとする試みが注目されています。
※各学会の日程・会場は変動する可能性があります。公式サイトより最新情報をご確認ください。