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筑波大学編入の難易度は? 必要な勉強量とTOEICの点数を解説【高専から大学編入】

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この記事で解決できる悩み

筑波大学の難易度は?倍率は?

筑波大学に合格するための勉強量は?

TOEICは何点ぐらい必要なの?

 本記事では、筑波大学編入学試験の難易度や倍率を紹介します。

 また、合格に必要な勉強量やTOEICの点数も解説していきますね。

 

 私は、筑波大学の理工学群工学システム学類の編入学試験に合格しました。

 そんな私が、実体験や先輩・友人から聞いた情報をもとに、筑波大学の難易度について解説していきます。

 ぜひ最後までご覧ください。

高専生向けの工学系学類のみの解説になります。

 

 

筑波大学編入の難易度は?

 筑波大学編入学試験の難易度は、

 地方国立大 <<< 筑波大旧帝大 <<< 東大京東工大

 このぐらいですね。

 

 試験の難易度でいったら、筑波大学旧帝大よりもレベルは低いと思います。

 ですが、近年は筑波大学編入の人気は高まっており、ある学類では倍率が10倍を超えている年もあります。

 具体的な倍率はこちらの記事でまとめています。

lucky-one.hatenablog.com

 

 また、筑波大学旧帝大を第一志望とする人が滑り止めとしてよく受験します。

 つまり、旧帝大レベルの人たちも相手になりうるということです。

 

 結論、筑波大学編入の難易度はほぼ旧帝大レベルであると私は思います。

 
それでは、次から具体的に筑波大学に合格するための勉強量やTOEICの点数について解説していきます。

 

学類ごとの試験科目

 具体的な勉強量を説明する前に、各学類の試験科目をまとめておこうと思います。

応用理工学類

 数学(微積分、線形代数微分方程式複素関数

 物理(力学、電磁気学

 化学(物理化学、有機化学

 英語( TOEICまたはTOEFL

 面接

*物理と化学はいずれかを選択

工学システム学類

 数学(微積分、線形代数微分方程式複素関数

 物理(力学、電磁気学

 英語( TOEICまたはTOEFL

 面接

 近年は、数学と物理は応用理工学類と全く同じ問題が出題されています。

 工学システム学類については使用した参考書を記事にまとめていますので、ぜひこちらもご覧ください。

lucky-one.hatenablog.com

社会工学

 数学(微積分、線形代数、確率統計)

 英語( TOEICまたはTOEFL

 面接

情報科学

 数学(微積分、線形代数

 情報基礎(プログラミングの基礎)

 英語( TOEICまたはTOEFL

情報メディア創成学類

 数学(微積分、線形代数

 情報基礎(プログラミングの基礎)

 英語( TOEICまたはTOEFL

知識情報・図書館学類

 面接・口述試験

 

 いずれの学類も、TOEICを除いて2科目以内で受験できます。

 科目が少ないというのは勉強しやすくて楽なようですが、他の受験者にもこれは言えるので、より競争が激しくなるということでもあります。

 なので、本番の試験ではほとんどが応用問題で出題されます。

 高専で習わないような範囲もよく出題されています。

 科目が少ないからといって、油断は禁物です!

 

筑波大学編入に必要な勉強量は?

 どのくらい勉強すれば合格できるというのは一概には言えませんが、この時期くらいから勉強を始めればよいという目安を説明していきますね。

 

 私の経験上、高専4年の12月〜1月までには勉強を始めるのがおすすめです。

 私自身、冬休みに入ったタイミングで勉強を始め、結果合格することができました。

 春休み(2月〜3月)から勉強を始めた友人は残念ながら合格することができませんでした。

 

 これらは経験則でしかありませんが、私が実際に勉強をしてみてこのぐらいがちょうどよいと思っています。

 具体的なスケジュールでいうと

  1. 春休み前までに、数学の基礎と TOEIC
  2. 春休み中に、数学の応用と物理の基礎
  3. 春休み明けから、物理の応用と過去問
  4. 試験直前に、面接対策と追い込み

*情報学群を受ける方は物理のところを情報基礎に置き換えればいいかと思います。

 という流れで勉強をしたのですが、

特に切羽詰まるということはなく勉強を進めることができました。(直前は必死に追い込みましたが、、、)

 

 もちろん、余裕を持ってこれより早く始めるのに越したことはありませんし、

 高専で習った内容が身についていないという人はもっと早く始める必要があると思います。

 高専4年の12月〜1月というのは、あくまで目安として捉えていただけたらと思います。

 

筑波大学編入に必要なTOEICの点数は?

 ほとんどの学類で、TOEIC(またはTOEFL)の提出が求められます。

 しかも、TOEICの配点はかなり高めで他の科目と比重は同等のようです。

 

 では、だいたい何点ぐらい必要なのかというと、

 最低でも600点以上、700点あればだいぶ有利

(*社会工学類は最低700点以上)

という感じです。

 

 なぜかというと、600点あれば合格点を超えるからです。

 というのは、筑波大学編入の合格点はだいたい7割と言われています。

 また、工学システム学類は730点、応用理工学類は860点を英語の満点としているという情報があります。

(その他学類はわからないです。すみません。)

 なので、600点以上あればどちらも7割を超えます。

 もし、700点以上あればかなりの高得点となるので、他の科目で7割を下回ってしまっても合格のチャンスはあると言えます。

 

 社会工学類は、満点が990点という噂があるので最低でも700点以上はあったほうがいいと思います。

 

 TOEICのスコア表は当日持参なので、直前までをTOEICを受験することが可能ですが、

他の科目の勉強がおろそかになっては元も子もないので、合格点以上あれば割り切ってしまうのも大事かと思います。

 春休みの3月のTOEICを最終にするぐらいがいいと思います。

 

まとめ

 最後に重要なポイントをまとめておきますね。

  • 難易度はほぼ旧帝大レベル
  • 遅くとも4年の12月〜1月には始める
  • TOEICは最低でも600点以上
  • TOEICは700点以上あると有利

 あくまで、参考程度と思っていただけたら幸いです。

 

 工学システム学類については体験記も書いているので、こちらもぜひご覧ください。

lucky-one.hatenablog.com

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 最後まで、ご覧いただきありがとうございました。