【編入体験記】東京都立大学(元首都大学東京) システムデザイン学部 電子情報システム工学科
東京都立大学システムデザイン学部 電子情報システム工学科の編入体験記です。
志望動機
- 経営学と工学を同時に学べるから
- 医用生体工学の研究室があったから
- 筑波大の滑り止め
試験の傾向
試験内容
- 数学
- 物理
- 英語
- 面接
数学
微分、積分、微分方程式、行列、ベクトル(確率)からそれぞれ大問が1個ずつあり、5題から3題を選択して回答します。
問題を選択できるうえに、超難問は出ないので満点を狙いところです。
試験時間が60分しかないので、時間との戦いでもあります。時間を測って過去問を時間内に解く練習しときましょう。
物理
力学と電磁気学から1題ずつ出されます。筑波大学と同じ構成なので、どちらも受験するのに対策しやすいです。
よくある例題に少しひねりを加えた問題が多いような気がします。
英語
TOEICのスコアを提出します。
あまり合否には関係ないという情報もありますが、最低でも600点はあった方が良いと思います。
700点を超えていたら面接で褒められたという方もいました。
面接
5~10分でけっこう短めです。
どの学科も和やかな雰囲気らしいです。
(調査書)
学校の成績も関係あるみたいです。
試験までの流れ
当日
10:30集合だっとので、日帰りで行けるだろうと新幹線で当日行きました。
豊野駅からはバスで行きました。バスを降りた後はGoogleマップを頼りにして迷うことなく到着できました。
割と時間がギリギリだったので、遅延していたらやばかったなと思います。
心配な方は前泊をお勧めします。
R4の試験内容
数学
大問1:行列
難しくはありませんでしたが、時間がかかりそうだったので飛ばしました。
毎年、行列の問題は計算が面倒なので、他の大問が解けるのであれば飛ばすことをお勧めします。
大問2:確率
例年ここはベクトルだったので不意をつかれました。
確率は対策していなかったので飛ばしました。
ベイズの定理の問題でした。
大問3:微分
面倒なlogの微分、二変数関数の極限値、陰関数の極値の3問でした。
logの微分はなんとか解きましたが、どっかでミスって気持ち悪い答えになりました。
二変数の極限の求め方なんて知りませんでしたが、片方ずつ順番にやって、順番を逆にしても同じ結果が出てきたので、多分合ってると思います。
陰関数は過去問に何度も出ていたので解けまいした。
大問4:積分
t=tan(x/2)を使うよくある置換積分の問題とドーナツ型積分の問題でした。
置換積分は誘導があって解きやすかったです。
ドーナツ型積分に気づかなくて普通にめんどくさい積分で解いてしましました。見直しのときにドーナツ型積分の結果と一致したので安心しました。
大問5:微分方程式
同次の一般解を求めてから、非同次の一般解を求める問題でした。
教科書の例題レベルで簡単でした。
でき:9割
物理
力学
斜面から斜方投射をする問題でした。
初見の問題でしたが、斜方投射後にかかる力の向きが変わるだけで、なんとか解くことができました。
けっこうタフな計算をさせられました。
電磁気学
磁石に挟まれたコイルの回転の問題でした。
力の向きがこんがらがりましたが、冷静になればできました。
でき:9〜10割
英語
720点で提出しました。
配点は分かりません。
面接
聞かれた内容
- 志望動機
- 医用生体工学の中でも特に興味があるか(志望動機で医用生体工学に興味がるといった)
- 希望するコースは
- 希望しないコースだとしても入学を希望するか
- 他大学の出願状況は
- うち(都立大)は第何希望か
志望動機以外は作業のように淡々と質問されて答えていき、3分もかかりませんでした。
せっかく色々準備してきたのに、これだけかと正直思いました。
テストのできも良かったので、面接を受ける時点でもう合否は決まっているのではないか思います。
合否
合格でした。
アドバイス
筑波大学を受ける人にとっては、科目が全く一緒なので滑り止めとして受けやすいと思います。
筑波大を受ける人であれば割とテストは簡単だと思いますが、定員は少なく、倍率は5倍ぐらいいくので、気を抜かず満点を狙いに行った方がいいと思います。
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